今回ご依頼いただきましたのは松山市の一戸建て住宅です。
少し古い建物ですが、高齢のお母さまが一人で暮らしていらっしゃいます。
高齢者の方に多い、不用な物もたくさん置かれています。
建物も古いので、あちらこちらに傷みが出てきています。

お母さまが生活しやすいように、不用な物を撤去・処分して歩く所を広くし安全に生活できるように。
廊下やキッチンの床もふわふわして傷んでいる部分があり、こちらも気になる所のようです。

お客様のご要望をお聞きし、気になる部分を教えて頂き予算と照らし合わせて内容を決めていきます。

１　廊下の床面のふわふわした傷み
２　キッチンの床面のふわふわした傷み
３　キッチンの壁面の取れない汚れと傷み
４　シンクの取れない錆や汚れ
５　洗面台の傷み

このような感じで、他の部屋などは不用品が沢山ありますが、普段は使わないのでそのままにしておきます。

あと何年住むか分からないのと費用をなるべく抑えたいので、材料も出来るだけ安くて見栄えの良い物を使用する事にしました。
ダイニングキッチンの床と壁面を解体して、壁面にはもともと使っていたものと同じ化粧合板を使用しました。
床面も同様、クッションフロアーを使用します。
シンクは少し小さめの物にし、危ないのでガスコンロを辞めて安全なＩＨコンロにします。
シンクのある壁面は汚れにくく掃除がしやすいキッチンボードに、上部には収納棚を取り付けました。

洗面台も新しい物に取り替えます。こちらも鏡などが付いていない廉価な物を使用させて頂きました。
ふわふわした廊下は全て解体して、構造合板を取り付けて強度を確保し、
キッチンと同じく柄違いの（色が少し濃い目で柄が少し違う）クッションフロアーにしました。
フローリング材を使えば、高級感も少し出て良いのですが、材料費が高いので、ＣＦ仕上げにしました。

今回は主に１階部分の玄関から廊下、洗面台、キッチン周りのリフォームを行いました。
数日間、娘さんの家に泊まって頂き、完了後に帰ってきてもらいましたが、
あまりの奇麗さに驚かれていました。
これで、安全に安心して生活して頂けると思います。

※ご許可を得て写真撮影・掲載させて頂いております。