公営住宅退去の為の原状回復
神奈川県にお住いの方からのご相談とご依頼です。
広島県の公営住宅にお一人でお住まいになっていたご親戚の方がお亡くなりになってしまいました。
ある程度はご親族で整理をしたのですが、大きな家具や家電類は処分に困ったそうです。
それよりも困ったのが、生前ご自身でプレハブを庭に設置して1部屋多くしていた事です。
当然のことながら退去するにあたって増築分を解体撤去して原状回復をしなければなりません。

増設されたプレハブは6畳の大きさで、一戸建て住宅でよく観られる子供部屋のプレハブです。
室内には整理後の少しばかりの残置物が残っています。
床はフローリングでカーペットが敷かれていました。



窓からプレハブに行き来するための通路、両側には手作りの壁(遮へい物)、屋根も作られていました。
年数が経過しているようで、屋根部分は抜け落ち、壁部分も壊れて穴が空いています。
もちろんですが、これらも解体撤去しなければなりません。
このあたりの解体撤去は何の問題もなく作業できます。
一番の不安材料はプレハブ住宅の基礎部分がどうなっているか?
現時点では見えないのではっきりしません。
もし、しっかりした基礎が作られていたとすれば
重機を入れて基礎を解体して、元の庭に戻さなければなりません。
いずれしても自分たちではどうする事も出来ませんので、
退去出来るように残置物の撤去と原状回復をご依頼いただきました。
幸い基礎部分にはブロックが置いてあるだけの簡易な物で問題なく撤去出来ました。
無事に退去手続きも終わりましたの安心してお帰り頂く事が出来ました。
※お客様のご許可を得て写真撮影・掲載させて頂いております。